2008年7月28日月曜日

あわや氾濫

今朝は『犀川が決壊するおそれが・・・』というような町内アナウンスで起こされ、そのときはもう雨も上がっていたのでいまいち状況がよくわからなかったのですが、川をみたら大変なことに。



川の中州は完全に水につかり、巣を作っていた雉たちがどうしたものかと右往左往していました。金沢市内を流れるもう一つの川、浅野川は氾濫したようで主計町が水につかったとのこと、すきな町なのですごく気がかりです。
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2008年7月25日金曜日

080501-1制作過程







位置は早々に決まったのですがどのように塗るかに苦心しました。


どうしたらいい間になるか悪戦苦闘した結果、白色は胡粉と2種類の白土、黒色は鉛筆・墨・2種類の黒い岩絵具で表現しました。先日の個展で次の展開を予感させるものとして出品して、ご好評いただけたのでよかったです。



080501-1 鉛筆、岩絵具、胡粉、墨、洋箔(3号色)、和紙、木製パネル60.0X21.2cm 個人蔵

2008年7月16日水曜日

良寛展へ。



富山県水墨美術館の良寛展に行ってきました。良寛が最晩年過ごした木村家が所蔵する作品が公開されていてとてもよかったです。木村家へは以前、何か見れるかと思い家の前まで行ったのですがまったくの非公開で門だけ見て帰ってきました。

飾るところのまったくない表現は見る側もかまえることなく、とても気持ちよく心の中に染み入ってきます。
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2008年7月8日火曜日

080318-1制作過程



すんなりと一枚目の写真の状態までは描いたのですが、何か物足りなく感じてかなり長時間見続けました。
強く墨を置き、あえて控えることで表現の奥行きを広げることにしました。

奥深くまで沁みこませて楽しめる可能性があっても、ちょっとした壁が邪魔になりうまく流れないことばかりです。そこにいかに道しるべを置いていくか。表現するうえで当たり前すぎることですが、なかなか簡単ではないですね。

080318-1 鉛筆、岩絵具、胡粉、墨、透明水彩、アルミ箔、和紙、木製パネル 58.2X41.2cm