2007年5月31日木曜日

落描き




紙に向かっても表現すべきものが沸いてきてそれをしっかり掴み目に見えるかたちに翻訳できるときは多くありません。たいていは掴むべきものを探し、制作中のものを次にどうすればよいか思索する時間です。そのようなとき完成させることはまったく念頭におかず、落描きを繰り返し手を動かすこともあります。時々その落描きが次の可能性をみせてくれます。

2007年5月27日日曜日

おふろ



前回書いたアルミ箔とタイルの組み合わせ第二弾。
線を引くときお腹から力を入れることは前にも書きましたが、同時にのどの奥も痛くなります。声はまったく出しませんが、ほとんど叫んでいるような筋肉を使って、線を引いています。そう言うと怖い要素ばかり目に付いてしまいますが。。。
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These line are drawn as shouted.

2007年5月25日金曜日

070523-1


















風呂やトイレのタイルは私の中で子供のころから冷たい・重い・暗い・じめじめといったあまりよくないイメージの存在です。
特にこれといった理由が思い浮かばないのですが、親戚の家のトイレのタイルがいやでたまらなかったことを思い出します。

アルミ箔の暗いとがった輝きの余白と、そのタイルを組み合わせてみました。
裏箔と薄墨の組み合わせの模索でもあります。

The combinations of the sharp dark blank and tiles.

070523-1

2007年5月18日金曜日

同時進行


同時進行で描いている作品たち。
大体10枚弱いつも同時進行で制作しています。
一点だけに集中すると煮詰まってしまうことが多いので。

せっかちで飽きっぽい性格のせいでもあると思いますが。。。
Works of progress simultaneously.

2007年5月12日土曜日

アルミ箔 Aluminum leaf






アルミニウム箔で裏箔した作品です。
角度によって光りすぎてしまって線が見えなくなってしまいました。
銀箔よりもだいぶ暗い画面になってしまいますが、銀だと変色が気がかりです。。
表面の和紙を厚めにするか薄く胡粉を引くか、変色覚悟で銀にするか… しばらく試行錯誤がつづきそうです。
Works that used aluminum leaf.

共同通信 kyodo


4月から全国の地方新聞の文芸時評『文学の羅針盤』の挿絵として作品を使っていただくことになりました。
その第一弾の掲載紙がとどきました。新聞社によってそれぞれ文字組みなどのデザインが違ってておもしろいです。

2007年5月7日月曜日

兼六園




すこし前に行った兼六園の夜景です。まだ枝垂桜がきれいなころでした。
夜景や雪景のような要素が削られた風景に魅力を感じます。
kenrokuen

2007年5月5日土曜日

良寛 - ryoukan

昨日は良寛をめぐりに新潟へ行きました。
見たかった作品も何点か観れてよかったです。


良寛のお墓


お墓の近くにいた獅子




修行の地、国上山五合庵の近くで。
Travel around the ryoukan footmark.
ryoukan:a great calligrapher.