2011年1月10日月曜日

雪がどしどし降っているなか、年末年始も関係なく絵に向かっていますが、
考えすぎて作品になりません。

なぜこのモチーフなのか、なぜこの素材なのか、なぜ平面なのか、コンセプトは、コンテクストは…

それらに対する答えをはっきり持っていることは、作家として、趣味ではない以上必要なことなのですが、それに振り回されると絵になりません。

しっかり把握し、そして意識しないように。


「考が乱れていては外的状態の奴隷となる。絵を作らんと意図して、熟思し、しかるのち筆を走らせるものは、絵画の術からはなはだしく外れる。」鈴木大拙著 「禅と日本文化」より